1952年に名古屋市内で発売が開始されたサッポロビール。「びん詰サッポロ生ビール」。略して「びん生」と呼ばれていました。
その生ビールはいつしかビール好きからは「黒ラベル」と呼ばれ、人々に愛され飲まれてきました。
「黒ラベル」のブランド名は、ビール会社がつけた名前ではなく、ビール好きな人々がつけた名前だったんです。
しかし、その「黒ラベル」の名前が一時消えた時もあります。
1987年にアサヒからスーパードライが発売され、そのすっきりとしたキレのある味が受け入れられ、スーパードライの躍進が始まります。それに対抗しようと各社からドライビールが発売される中、サッポロビールも主力商品だった黒ラベルを一新し、サッポロドラフトを投入します。
しかし、この味の変更が裏目に出て、従来からの黒ラベルユーザーが離れてしまい、大失敗に終わります。
この失敗を挽回する為、サッポロは同じ年に黒ラベルを復活させ、方向転換を余儀なくされます。
そして、現在は、黒ラベルはサッポロビールの主力として健在です。
2006年は、山下奈々さんがサッポロイメージガールとしてサッポロビールをPRしていきます。
ナナTV
http://www.sapporobeer.jp/2006girl/
黒ラベルの今後に期待ですね。
【関連リンク】
サッポロビールの社名の由来
YEBISU BEER(エビスビール)の由来
SAPPORO MEETS FARMERS on 黒ラベル http://www.sapporobeer.jp/beer/