【由来】
ウルトラマン、ガンダム、たまごっちなどで有名なおもちゃメーカーの「バンダイ」
現在は、「バンダイナムコホールディングス」の子会社となっています。
「バンダイ」と言えばいろいろなキャラクター商品を売っています。
あなたはどんなキャラクターを思い浮かべますか?
ウルトラマン、仮面ライダー、ガンダム、セーラームーン、ポケモン...などなどいろいろなキャラクター品があります。
「バンダイ」は、セルロイド製のおもちゃなどを販売する「萬代屋」として1950年に設立されました。当初はおもちゃ問屋としてスタートしていますが、2ヵ月後にはオリジナル商品「リズムボール」を発売し、おもちゃメーカーとして歩むことになります。
その後、「鉄腕アトム」、「マジンガーZ」などテレビのキャラクターもののおもちゃを発売していきます。
1980年に「ガンプラ」と呼ばれるテレビアニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデルを発売しますが、これが大ヒットとなり、アニメは映画化され、一大ブームとなりました。
1996年には携帯ゲーム機の「たまごっち」を発売します。
「てんしっちのたまごっち」、「オスっち」「メスっち」などいろいろなシリーズのたまごっちが発売されますが、これが、社会現象となるほどの大ブームとなります。品薄状態が続き、1個数万円で取引される場合もありました。その後、増産体制を整えますが、その頃にはブームは去り、大量の不良在庫を抱える事になります。しかし、国内外で累計4000万個を売り上げる大ヒット商品となりました。
この同じ年には家庭用ゲーム機「ピピンアットマーク」を発売していますが、こちらは全く売れず大失敗します。発売から2年間で4万2000台しか売れませんでした。同じ頃に発売された家庭用ゲーム機の「プレイステーション」は、2004年5月までに累計の販売台数が1億台を超えるほどの売れ行きでした。
当時、家庭用ゲーム機の失敗などによる業績悪化によりセガとの合併話が出ていましたが、このたまごっちの大ヒットのおかげで業績が回復し、合併話がご破算になっています。
その後、2005年に「ナムコ」と経営統合して、「バンダイナムコホールディングス」を設立します。
2006年には、ゲーム事業部門を「バンダイナムコゲームス」へ移管し、現在の玩具、プラモデル等を販売するおもちゃメーカー「バンダイ」となります。
「バンダイ」の社名の由来は、創業時の社名「萬代屋」の「萬代」をカタカナ表記にしたものであります。
「萬代」は、中国の周代兵法書「六韜」の中にある「永久に変わらないモノ」という意味を持つ言葉「萬代不易(ばんだいふえき)」に由来しています。
【沿革】
1950年(昭和25年)
「萬代屋」を設立。
1961年(昭和36年)
「萬代屋」を「バンダイ」に社名変更。
1980年(昭和55年)
プラモデル「ガンダム」を発売。
1985年(昭和60年)
ファミコン用ソフト「キン肉マン マッスルタッグマッチ」を発売。
100万本の大ヒットとなる。
1996年(平成8年)
「ピピンアットマーク」、「たまごっち」を発売。
2004年(平成16年)
「かえってきたたまごっちプラス」を発売。
2005年(平成17年)
「バンダイナムコホールディングス」を設立し、「ナムコ」と経営統合。
2006年(平成18年)
ゲーム事業部門を「バンダイナムコゲームス」へ統合。
【会社概要】
正式社名 株式会社バンダイ
カナ表記 バンダイ
英文社名 Bandai Co., Ltd.
本社住所 〒111-8081 東京都台東区駒形1-4-8
電話番号 03-3847-5011
業種 その他製品
公式サイト http://www.bandai.co.jp/
株価 7832 バンダイナムコホールディングスの株価